2024年4月15日月曜日

2024年4月14日(日)復活節第3主日礼拝式

「復活顕現(2)」

 ヨハネによる福音書21章1〜14節

 蘇ったイエス様の登場はヨハネによる福音書でこれで3回目。

 場所はガリラヤ湖。

 1回目と2回目はエルサレム、イエス様が殺されてしまったことで、自分たちにも危険が迫っていると閉じこもっていたところに蘇ったイエス様が登場。そのときにはすぐイエス様だと気づいていた。

 今回は、気づかない。ペトロさんは、この時は会いたくなかった、今の自分の姿を見られるのが嫌ではなかったのかと思う。エルサレムで蘇ったイエス様に出会って大喜びしたはずのペトロさんは、イエス様の意思を継いで歩み始めたのかと思いきや…

 ガリラヤに帰ってイエス様に出会う前の生活に戻っていた。最初にイエス様に出会った時、何もかも捨ててイエス様に従ったペトロさんは、その時捨てたものを再び拾っていた。こんな今の自分をイエス様に見せられるわけがないと思っていただろう。

 イエス様って、あえてこういうときをねらって会いに来られるイメージがある。人に見てほしいと思えるような自分ではなくて、こんな自分は誰にも見られたくないと思ってる時ほど、隣におられる。

 だから、今の私の隣にはイエス様がいてくださると思う。

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