「十字架への道」
最初に、今回の聖書の箇所が長い! びっくりした!
「わたしの国は、この世には属していない。もし、わたしの国がこの世に属していれば、わたしがユダヤ人に引き渡されないように、部下が戦ったことだろう。しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない」とイエスさまは言われました。
イエス様の属しているのは神様の世界であり、そこではイエス様は神様の力に守られています。でもこの世はそうではありません。
にも関わらずイエス様はこの世に来てくださった…
つまりは神様の力に守られていない状態でもこの世に来てくださったわけです。
イエス様は多くの病人を癒やし困難を抱えている人を救われました。それでも全てのイスラエル人に出会われたわけではありません。イエス様に会って救ってほしいと願いながらそれが叶うことがなかった人もたくさんいたでしょう。
救われた人もいればそうでない人もおられました。神様の守りがある世界と、そうでない世界があるとしたら、イエス様の属しているのは前者だけれども、それでも後者の世界に来てくださるのです。
多くの人々を救いながらもイエス様は絶えず救いがまだ届いていないところに思いをおいておられたのだと思うのです。
私たちの現在の世界でも困難な中に置かれている人を救おうと手が差し伸べられていますが、届くところと届かないところがあります。
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